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Jazzセッションレポート

三軒茶屋 Whisper ボーカルセッションレポ

2016/09/29

ジャズ歌ってます。amiです。

三軒茶屋 Whisper のボーカルセッションに行ってみた

火曜日の夜にボーカルセッションに参加してきました。以前からちょっと気になっていた、三軒茶屋にあるWhisperというお店です。「東京 ボーカルセッション」でGoogle検索して見つけていたお店です。初めて行ってみました。

三軒茶屋の駅から少し歩きますが、大通りを一直線なのでそんなに遠くは感じなかったです。

移転したばかりのお店

2015年12月に三軒茶屋内で移転をしたそうです。お祝いのお花も店内に飾ってありました。店内は30席はある広々としたお店。赤と黒が基調ですてきなお店でした。

ホストミュージシャンは 宮前幸弘さん(p)、若林美佐さん(b)、岡田朋之さん(ds)。みなさん初めてお会いしました。

ちょうどいい人数でスタート!

19:00スタートということで、近くのモスで少し腹ごしらえをしてから19:15ごろに到着。2名の方がすでにいらっしゃっていて、私は3番目。その後もう1名いらっしゃって、ボーカルは私を含めて4名でした。来た順番に一人2曲歌って休憩、その後一人3曲ずつ。合計5曲歌いました。このくらいの人数だと5曲は歌えるのでいいですね!

昨年まではこの新Whisperがある場所に違うジャズバーがあったらしく、そこで宮前さんがボーカルセッションをされていたそうで、その時は毎回10名くらい来ていたのだとか。今回は少ない方だったみたいです。

ちょっとした違和感

お店はまだ移転オープンしたばかりで、まだまだ進化中。返しのモニターも設置されていたのですが、最初自分に返ってくる音がなんだかモワッと聞こえていました。私は「(あれ…?)」と思いながら歌っていたのですが、もう一人のお客さん(ライブもされてるめちゃくちゃうまいボーカリストさん)は、マイクに声を当てる場所を変えて調整されていました。

なるほど。マイクにどうやって音を当てるかも重要ですもんね。そこまで頭が回っていませんでした。2曲目からは彼女のマネをして少しマイクを縦に持ってみたり、回してみたり、音の当て方を変えてみました。もっとマイクの研究もしなきゃなぁ。

彼女の結論としては、「モワッと聞こえるのはまだお店全体の音の跳ね返りが多いから。もう少し遮音材を入れたほうがいい」とのこと。お店のマスターも「そうなんですよね。今度2重にする予定です。」と。「でもあまり音が吸収されすぎると、楽器だけのときは響きが弱くなるよね…でも床も今タイルだからボーカルはなおさら響いてる感じが…」

…お、おー!…さすがライブ経験が豊富な方。見抜く力がすごいです。

今後のパワーアップに期待!!

今後はステージ部分(段差はありません)にカーペットを敷くことも検討中だそうで、どんどん改良されていく意気込みが感じられました。演奏を重ねながら改良していくのってなんだか大変だけど楽しそうですよね。徐々に進化していく様子を見に定期的に行ってみるのも楽しみになりそうです。なにより、どんな場所でも臨機応変に調整して歌えるボーカリストになるために、進化していくお店の、音の変化を耳で覚えるのも勉強になりそうです。

バランスって難しい。

今回はドラムも入ってのセッション、そしてお店も広々としているので声量や歌い方に気をつけてみました。でも、ちょっと声を出しすぎていたかもしれません。バランスって難しいです。経験を重ねるのみです。

宮前幸弘さんのピアノは遊び心があってとっても楽しく聞かせていただきました。特にピアノソロのときに、右手のアドリブと同じメロディを口笛で吹きながら弾いているのを見て驚きました。口笛の優しく楽し気な音がかすかに聞こえて素敵でした。

若林美佐さんは女性ベーシスト。女性でウッドベースを弾かれている方は初めてお会いしました。やっぱり全体の見栄えが華やかになっていいですね!ものすごくかっこよかったです。頬笑みながら弾いてらっしゃるのが印象的でした。ベースの方ってけっこうみなさん頬笑みながら演奏する人が多いなーと思うのは私だけでしょうか。

岡田朋之さんのドラムはフィルインがとってもかっこよかったです。歌いながらも「おー!いまのかっこいい!」と心の中で盛り上がって、私もテンション上げて歌えました。

注目すべきはここ…!

個人的にはマスターのベルトに注目していただきたいです。なんと、JAZZって書いてありました。こんなベルトあるんですね!ミラーボールも回せるよ、と言っていただけたので次回までに Stardust 覚えていきます。

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