認定ファシリティマネジャー資格試験に2回目で合格したポイントと勉強方法
2017/06/16
ジャズ歌ってます。Ami Latte (アミラテ)です。
認定ファシリティマネジャー資格試験に合格しました!
去年落ちて、2回目の挑戦です。受かって本当によかった…。合格証は小さめサイズでした。
今後受ける方のためにも、どんな勉強をしてきたか簡単にメモしておきます。
認定ファシリティマネジャー資格とは?
その名の通り、ファシリティをマネジメントするための資格です。企業や団体などの組織のビルやオフィス内環境などをマネジメントするための知識を身につけます。
個人的には「どうすれば働きやすい環境が作れるのか」という部分に関心があったので勉強自体はすごく楽しかったです。興味のある方にはお勧めです。受験は毎年7月上旬に1回のみ。結果は9月頭にわかります。WEBサイト上に受験番号が一覧表示されるのでドキドキです。落ちても受かっても、何度も自分の受験番号を確認しました。受験の頃と同じ気持ちですね。
試験は80分×3つ(選択式問題)と90分×1(論述)の計4種類が必須
学生時代はこれくらい余裕でできた試験だろうに、社会人となるとこの量はしんどく見えます。ですが意外とできるものです。4つのうち難しいのは1つ「FMの実務 II」だけ。試験の量的には乗り越えられる量でした。論述も書くパターンが決まっているのでそれさえわかれば大丈夫でした。
試験当日は朝9時半~17時までかかります。正直、つかれます。なので夜は友達とパーっと飲みに行く約束をすることをお勧めします。試験終わりのあの解放感はたまりません。
とりあえず、出題範囲が広い…
さて、この試験には分厚い教科書が2冊あります。「総解説」と「追補版」です。この2冊は必須です。というか、ここからほぼ出ます。受けようと思っている方はとりあえず買ってください。受けなくても読み物としても面白いです。
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総解説の第4章と第9章の項目7は勉強しなくて大丈夫です。追補版の2、3章に置き換わっているのでこちらで勉強してください。と、公式の資格試験対策講座で先生が言ってました。 総解説の情報が古くなったり、情報が追加されたりして、追補版が出たそうです。最近ではこの追補版から問題がよく出ます。
過去問も買ったほうがいいです。問題の傾向を把握するために解くことはもちろんですが、直近2年間くらいで出た表の穴埋めは出ない確率が高いと踏んでるので、そこをチェックするのにも役立ちます。ただし、文章問題で出てくる場合はあるので全く勉強しなくて大丈夫というわけではありません。要注意。過去問は毎年最新版が出ます。
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まずは「総解説」と「追補版」を読むのがベスト
最初に「総解説」と「追補版」、この2冊すべて一読することをお勧めします。私は休日メインで勉強していたので「総解説」だけで1カ月くらいかかりました。2カ月くらい取っておくと余裕ですかね。頑張って平日も読めばもっと早く終わるかもしれません。
私は教科書を分解して1~2章ずつ持ち歩いて読んでました。教科書が重たすぎるので分解がおすすめです。章ごとにびりびりっと力技でやぶくか、カッターを使って切り取っていきました。紙がばらばらにならないようにテープでかわいくデコレーションするのもおすすめです。
文章を読むことで、このファシリティマネジメントとは何かがだんだんわかってきます。この過程が一番楽しかったです。
試験を乗り越えるには、やっぱり過去問チェック
一通り読んでなんとなく理解できたところで、過去問をチェックします。時間のある方は問題を解いてください。1年分だけでもかまいません。そしてわからない箇所を教科書で戻って確認しましょう。よくある試験勉強と流れは同じですね。
私の1回目の敗因は教科書読み込みに時間をかけすぎて、この過去問チェックに時間を割けなかったことだと見ています。どの試験でもやっぱり過去問は大切です。逆に1度読み込めば1年経っても内容が頭に残っていたので、2回目(2年目)の受験時は主に過去問チェックのみでいけました。
時間のない方はまず表をチェックしよう
試験当日までもう時間のない方は、まず過去問2~3年分の表の穴埋めになっている問題を探して、教科書に同じ箇所探してチェックをつけましょう。ここは表のままでは出ない確率が高いと思います。ただし文章問題で出る可能性はあります。
表の穴埋め問題はぶっちゃけ暗記していないと解けません。似たような単語が選択式で並べられるので、ちゃんと覚えてないと正解を選べないのです。なので私は出そうな表に目星をつけて、そこに書いてある重要そうな単語とその場所を目で見て覚えて暗記しました。
過去問から再度似たような問題が出ることも多々あります。時間のない方は過去問2~3年分を、答えを見ながらでもいいので解いて内容を把握しましょう。計算問題とかは特にチェックが必要です。
FMの実務 II という鬼門。。。
3つ目の試験、FMの実務II。これが一番やっかいです。選択式のマークシートだから大丈夫だろう、と思っているとやられます。気をつけてください。教科書に書いてない問題が出ます。ファシリティマネジメントと関連する最新情報関連の問題とか。
私はこれの対策をしていなかったので半分あてずっぽうでした。2014年と2015年はこの傾向が強くて難問に感じました。うーん、難しいよーファシリティマネジメント協会さん…。教科書に書いている内容で出してくれ…。2016年も油断禁物です。といっても、対策の仕方が結局私はわかりませんでした。
論文対策は教科書がポイント
論文対策としては、ファシリティマネジャーとしてどうあるべきか、「総解説」と「追補版」の重要ポイントや重要単語をいくつかピックアップして、その文章や意味をそのまま暗記しました。それをうまく使いながら論述を作り上げていきます。自分の経験談をつらつら書くというより、教科書の内容を使って書くといいみたいです。
対策本としてはAmazonの電子書籍で「ファシリティマネジャー試験論述対策(Kindle版)」350円を購入しました。認定ファシリティマネジャー 独学勉強記録というブログを読んで知りました。
30分程度あれば電車の中でさらっと読める内容なのですが、私はこの内容はあまり使いませんでした。誤字脱字も結構あった気がするので、あまり精査されずに出版(といってもKindleのみ)されているのかも…?
資格試験対策講座に参加してみるのもあり。
私は札幌2日間コースに参加しましたが、出そうな場所をピンポイントで教えてくれるのでお勧めです。本当に出る場合もあれば出ない場合もありましたが、参考にはなりました。論述に何を書けばいいかもこの講座に出てわかりました。講座の金額が高めなので参加するか迷うかと思いますが、1年で受かりたいなら受けた方がいいかもです。
でもこの講座だけ受けて試験に臨んでもきっと受かるのは難しいでしょう。やっぱり自主学習が必要になる試験です。
試験当日は昼食&鉛筆削りを持参すべし
昼食時間が途中でありますが、持参がおすすめです。FMの実務Ⅰ は割と簡単なので試験終了時間よりも早く解き終わり、退出できます。このときに昼食を持って退出すればどこか廊下の空いている場所で食べれます。早く食べ終われば昼食後に待ちかまえている難関・FMの実務IIに向けて最後の悪あがきができるのでお勧めです。
また、マークシートなのでシャーペンより鉛筆の方が塗りつぶしの時間が短くなります。ということで鉛筆を持参したのですが、2014年は鉛筆削りを忘れてしまいました。札幌で受験したのですが、鉛筆削りを借りようとスタッフの方に聞いたところ準備がありませんでした。他の試験では貸してくれるところがあったので油断していましたが、鉛筆削りは持参しましょう。
ということで、つらつらとメモしていきましたが少しは誰かの役に立てるでしょうか。何はともあれ、早め早めに少しずつ勉強するのが一番の近道です。あまりネットで情報を探しすぎても時間のロスということも。とにかく分厚い教科書を分解して少しでも気を紛らわせながら楽しみましょう!
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