浅草JAZZコンテスト出場までの道のり 【応募編】
2017/06/16
ジャズ歌ってます。Ami Latte (アミラテ)です。
2016年12月3日(土)。初めての応募で第36回浅草JAZZコンテストの本選ファイナリストとして出場しました。
とてもいい経験だったので、応募のポイントや当日の様子を忘れないように【応募編】【本選までの準備編】【当日編】の3回に分けて書いておきます。応募を迷っている方や今後応募される方の参考になれば嬉しいです!
◆ 浅草JAZZコンテスト出場までの道のり【本選までの準備編】
浅草JAZZコンテストって…?
浅草で36年続いているジャズコンテストです。36年も続くって、すごいです。もとはアマチュアジャズコンテストだったみたいで「新しいプレーヤーを育てる」という目的で開催しているそうです。
「若手の登竜門」だと聞いていたのですが、わたしが出場した年(2016年)のグランプリは貫録ある年配の男性ですし、プロでバリバリ歌っている方も出場していて、時代とともに趣旨が変わってきているのかなという印象です。
ジャンルがジャズであれば誰でも応募可能です。ボーカル部門とバンド部門に分かれています。ボーカル部門グランプリは賞金20万!バンド部門グランプリは賞金30万!わお!
※ 浅草JAZZコンテスト2016 WEBサイトより
応募期間は毎年9月中旬~10月中旬ごろ、本選は12月に浅草公会堂で行われます。
応募したきっかけ
わたしが浅草JAZZコンテストに応募しようと決めたのは2015年11月ごろ。ちょうど前年(2015年)のコンテスト出場者が決まったときくらいでした。
実はその年に金賞を受賞された原野安伸さんとヴォーカル友達だったので、コンテストの話を原野さんから聞いたのがきっかけでした。
原 「コンテスト、予選通過したんだよー!」
A 「すごいですね!!さすがです!おめでとうございます!」
原 「あみちゃんも応募したら出れると思うよ!来年応募しなよ!」
A 「え、そうですか…!?」
そう言っていただけて「原野さんが言ってくれるなら!」と、来年応募することを決意しました。浅草JAZZコンテストは東京のジャズマンなら聞いたことがある有名なコンテストなので、わたし自身の知名度を上げるためにも出たいという気持ちもありました。
情報集め
さあ、まずは情報集めからスタート。どんなコンテストなのか、音源はどうすればいいのか…わからないことだらけだったので、調べてみました。ネットで検索してみたり、原野さんや2014年グランプリの寝占友梨絵ちゃん(同い年のヴォーカル仲間)に聞いてみたり。ネット上にはあまり情報が出てこなかったので今回ブログに書いておこうと思った経緯もあります。
周りにコンテストに出たことがある方がいれば、ぜひお話を聞いて情報を集めるのがお勧めです。もし周りにいない場合は、過去のコンテスト受賞者のライブに行って、空き時間に質問してみると教えてくれると思いますよ!(聞きたいことはまとめておくといいと思います)
動画で見てみる
浅草JAZZコンテスト当日の様子は、1カ月後に台東区のケーブルテレビで放映されます。仕事の関係で2015年のコンテストに観に行けなかったわたしは「ぜひとも前年度の映像を見て研究したい!」と思い楽しみにしていました。
問題は、台東区でしか放映されないということ。わたしは台東区の住民ではなかったので観ることができません。YouTubeにも動画は載ってないし…。「どうしよう…」と思っていた時、前年度出場者の方にDVDをお借りすることができました。
コンテストのレベル感や雰囲気、どの曲が賞を受賞したのかを観ながら、自分があのステージに立つことを想像しました。イメトレ大事!
応募曲を選ぶ
コンテスト応募に必要なのは2曲です。曲は2曲とも自由に選ぶことができます。予選に通過した場合はこの2曲のうちのどちらか1曲を本選で歌うことになります。
「自分の得意な曲にした方がいいよ」とねじねじにアドバイスをもらっていたので、よく歌っていた I Can't Give You Anything But Love と Fly Me To The Moon の2曲に決めました。
録音はスタジオで
アマチュアのコンテストといえど、録音はスタジオで行ったほうがよいとのことだったので、わたしは 池袋のBASS ON TOP で2016年9月下旬に録音しました。
編成はピアノデュオ。ピアノとボーカルのみです。ジャズピアニストのリンヘイテツさんに連絡をしてお願いしました。各曲2回ずつ歌ってのレコーディング。せっかくの初レコーディングだし、時間も多く取っていたので、記念に応募曲ではない曲を追加で2曲録音してもらいました。楽しかった!
スタジオ代は2時間で1万8千円ほど(2016年9月現在の料金)。エンジニアの方がミックス、マスタリングも行ってくださいました。応募要項に「ピッチ修正はしないでください」とのことだったので(ピッチの修正なんかできるんだ!?と驚きましたが)、ピアノと歌の音量バランスを整えるくらいで終了。完成した音源はその場でもらいました。
家に帰ってどきどきしながら音源をひとりで聞いた瞬間は忘れられません。
どちらを1曲目にするか
音源ができて、次に悩むのは「どっちを1曲目にするか」でした。1曲目が主な審査対象となるのでとても重要です。明るい I Can't~にするか、スローから入る Fly Me~にするか…。家族や友達5人に聞いてもらいましたが、意見はバラバラ。悩みました。
結論、Fly Me To The Moon を1曲目にしました。理由としては、I Can't Give You Anything But Love をYouTubeで検索すると、カバーしている日本人が多かったから。この曲を十八番にしている人が多そうだったんです。
となると、審査会でもこの曲が何回も出てきて、ものすごくうまい人が歌っているかも…。Fly Me To The Moon は有名な曲だけど、逆に有名すぎて応募曲に使われなさそうだなと思い、こちらに決めました。
どっちを1曲目にするかはみなさんも悩みどころかもしれません!
応募!
1曲目をどちらにするかが決まり、応募用紙も記入が完了!
平成28年10月14日(金)午後5時必着だったので、10月11日の夜に郵便局に出しに行きました。予選審査は平成28年10月27日(木)〈非公開〉とのこと。一次審査結果発表は11月2日(水)に応募者へ書面により通知予定、とWEBサイトに書かれていました。
あとは結果を待つのみです。どきどき。
★ 浅草JAZZコンテスト出場までの道のり【本選までの準備編】につづく
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